九州北端にある門司港のロマン

「門司港(もじこう)」は、九州の最北端に位置するところにある古くからの港です。

開港は明治初期で、既に現在までに120年あまりの歴史があります。

門司港の周辺には開港当時からの面影を残すレトロな建物や設備が残されており、それら一帯をまとめて「門司港レトロ」として観光名所にしています。

門司港レトロに見られる設備の大半は明治~大正に作られたもので、当時流行した西洋モダンな木造建築を始めとし、レンガ造りの駅舎や税関など歴史とロマンを感じさせる佇まいがあります。

特に見どころになっているのが夜からの風景で、エキゾチックな町並みを照明が染め噴水と合わせた光のショーを楽しむことができるようになっています。

このショーは「門司港レトロナイトファンタジー」としてイベント企画がされているので、もし夕方から夜の時間に門司港を訪れるなら絶対に一度は目にしておくことをおすすめします。

歴史好きカップルの心をくすぐるスポット満載

門司港レトロは建物や町並み全体がもう訪れる人の心を感動させてくれるものなのですが、それにくわえて日本人なら誰でも知っている歴史スポットもあることが魅力です。

門司港レトロの3大ハイライトとなっているのが「門司港レトロ展望室」「旧大阪商船」「JR門司港駅」の三つの施設です。

門司港に来たなら一度は入ってみたいのが「門司港レトロ展望室」で、建築家黒川紀章氏による高層ビルからの景色を眺めることができます。

上記で紹介した「門司港レトロナイトファンタジー」も展望室からの景色はまた違った印象で楽しめます。

「旧大阪商船」は大正6年(1917年)に建てられた大阪商船の門司支店として実際に使われたものをそのまま観光用に改築したもので、2階部分は漫画家のわたせせいぞう氏のギャラリーになっています。

「JR門司港駅」はこちらも大正3年(1914年)に建てられたもので、当時としてはかなり先進的なモダンなデザインとして有名になりました。

ネオ・ルネッサンス風と言われる白塗りの壁にシンメトリーの構造と今見ても非常に優れた設計技術をしていることが素人目にもわかるので、じっくり細かいところも観察したい施設です。

明治~大正までの時代の変動期を二人で感じながら歩いてみるのもきっと楽しいでしょう。

時間があれば巌流島にも行ってみたい

門司港とは少し離れますが、もう一つこのエリアの観光スポットになっているのが「巌流島」です。

「巌流島」は正式な名称を「舟島」といい、下関市に属する離島となっています。

今では島の東部半分くらいを公園にしており、観光名所として散策をすることができるようになっています。

島に渡ると宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の様子を再現した石碑があったり、「巌流島」と書かれた石碑などを見つけることができます。

観光周遊船も定期的に出ているのでもし時間があればそちらにも足を伸ばしてみればより下関の歴史を深く堪能することが出来ます。