西日本最大級の花火大会でも有名

福岡の自然が楽しめる観光スポットは春先がベストシーズンになっているところが多いのですが、夏場のおすすめとなっているのが「大濠公園(おおほりこうえん)」です。

大濠公園は住所がそのまま福岡市中央区大濠公園となっているように、住所地制定の頃から福岡の中心として存在していた有名な場所です。

歴史的にはかつて筑前五十二万石の領主であった黒田長政が福岡城を築城しようとしたときに入江の一部を埋め立て外濠にしたということがもとになっています。

さらに昭和2年には東亜勧業博覧会が開催されることになったのに合わせて造園工事が行われ、昭和4年には県営公園として運営されるようになりました。

この外濠部分は現在では水景公園として整備をされており、一般の人が気軽に利用できる広大な公園スペースになっています。

なお利用は無料ではなく2時間まで210円、以後30分毎に160円が加算されるようになっています。

園内では各種スポーツ大会や魚釣りができ、小中学生などの遠足やスケッチのための場所としても多く利用をされているようです。

また毎年8月1日には「西日本大濠花火大会」という名称で打ち上げ花火約6000発と仕掛け花火30台、さらに早打ち花火15台という非常に豪華絢爛な花火大会も園内で開催されます。

園内のほとんどが池という珍しい公園

大濠公園が全国的に非常に珍しいのが、敷地内のほとんどが池になっているということです。

俯瞰をしてみてみると、公園に入ると散策道がぐるりと長円形の池を取り囲むように敷かれており、池の中央を横断するように歩道がつけられていることがわかります。

この周遊というコースを利用してマラソン大会なども定期的に開催をされています。

この敷地のほぼ全てが水になっているという構成は全国でもほぼ例がなく、そのためこの大濠公園だけの景色も多く見ることができます。

園内の見どころとしては池の東側に作られた日本庭園で、純和風の庭造りによる静観を見ることができます。

日本庭園は大濠公園開設50年の記念として新たに作られた施設で、昭和59年から一般の人も使用をすることができるようになりました。

茶室もありそこで市民のお茶会も開かれます。

季節ごとのイベントにも注目

大濠公園では季節ごとにイベントが開催されることでも知られます。

春先にはランニング大会、夏にはひまわりの写生会や花火大会、秋には紅葉の会、冬には日本庭園のお茶会といった感じです。

他にも団体ごとに申込をして敷地内の一部を使うことができるようになっているので、一般企業や市民団体主催のイベント会場となることもあります。

イベント参加ももちろん楽しいですが、やっぱりデートで使うならこの水辺の景色をゆっくりと散策するのが一番です。

中には「ボートハウス 大濠パーク」という施設もありレストランで食事をとることができます。

レストランにはテラス席もあり、天気が良い日には屋外の水辺を間近に見ながらゆっくりと食事をすることもできます。

ボートレンタルもできるので一緒に手こぎボートで水の上から博多の街を見るというのもまた素敵ですね。