博多湾と玄界灘の間にある「海の中道」

「海の中道」と言うと少々おかしな名前に聞こえますが、これは福岡の町が面する海である博多湾とその向こうに大きく広がる玄界灘とを隔てる間にあることからついた名前です。

俯瞰図を見てもらえばすぐにわかりますが、福岡市の中心部というのはちょうど三方を陸地に1箇所だけが大海につながるえぐれた形になっており、その小さなポケットのようになっている部分が博多湾と呼ばれています。

海の中道は福岡市の東区から玄界灘に向かってにゅっと伸びた細長い土地によって作られており、その先になっているのが志賀島です。

海の中道海浜公園は志賀島に向かう途中の陸地の先端部分にあり、ちょうど二等辺三角形のような形状をしているのが特徴です。

なお専門的な用語で言うと海の中道海浜公園があるような陸地からせり出した土地のことを「陸繋島」といいます。

志賀島はもともとは陸地と切り離されていましたが現在では滋賀嶋橋がかかり船などに乗らなくてもそのまま入っていくことができるようになっています。

参考>>国営海の中道海浜公園 公式サイト

花と動物がたくさんの場所

海の中道海浜公園の見どころは、なんといっても四季折々の自然の風景をそのまま感じることができるということです。

ベストシーズンは春先で、特に3月下旬~4月中旬くらいの時期にはチューリップやネモフィラなど花畑が一面に広がる景色を見ながら散策をすることいができます。

4月中旬からGWの時期にかけては「花の地上絵」として花畑を使った絵も登場をしてくるので、大観覧車から見下ろすとてもきれいです。

一番人気はチューリップガーデンというたくさんの色を使ったチューリップ畑で、いつもの定番色からちょっと珍しい色で咲くものまでたくさんの種類を見ることができます。

また施設内にあるフラワーミュージアム企画展示室では野菜を使ったキッチンガーデンというものもあり、福岡でとれる野菜について知ることもできます。

とにかく春先は園内全体が極彩色に染まるまるで天国のような光景になるので、もし初めて訪れるなら絶対にこの季節がおすすめです。

園内の散策道にはたくさんのカップルやファミリーが歩いている様子が見られます。

春以外の時期ももちろん素敵なのですが、やっぱりこのお花畑は海の中道海浜公園を語る上で欠かせません。

動物とのふれあいで癒し効果

海の中道海浜公園のもう一つの目玉が動物とのふれあいです。

園内にはヤギ駅長こと「九太郎」というヤギがおり、春のシーズンになると海の中道駅に常駐をしています。

ヤギの他にブタやウサギ、モルモットたちと直接ふれあいながら遊ぶことができるようになっています。

園内の「動物の森」エリアには他にフラミンゴやクモザル、カピバラ、マーラといった珍しい動物たちもおり、子供連れだけでなく大人にも楽しめる場所になっています。

カピバラ

通常の動物園と違って「動物の森」では檻がほとんどもうけられておらず、珍しい動物もすぐ近くで観察をすることが出来ます。

ちょうど餌の時間に訪れることができれば動物に直接エサをあげることもできるので、時間を見て行ってみるのがおすすめです。

意外な動物たちの一面と一緒に、恋人の違った表情を見ることもできるかもしれませんね。