学問の神・菅原道真を祀る神社

太宰府天満宮といえば、学問の神様である菅原道真を祀る神社として全国的に知られている有名な場所です。

そのため年間を通して受験生など学問で大成をしたいと願う人たちが多く集まり、総本山からのご利益を得るためのお参りをしていきます。

太宰府天満宮の起源は903年(延喜3年)のことで、京の都より左遷をされた菅原道真がこの地に着いてわずが2年あとのこの年に没したことによります。

道真の忠臣であった味酒安行(うまさけやすゆき)が道真の亡骸を埋葬しようと棺桶を牛車で運んでいたとき、当時「安楽寺」と呼ばれていたお寺の中に入った途端に牛車が動かなくなってしまったというふうに伝えられています。

そのことに天命を感じた味酒安行がここを祠としたことにより現在の太宰府天満宮ができあがりました。

なお建物はその後この地を襲った戦災により消失をしてしまいましたが、現在存在している社殿は1591年(天正19年)に小早川隆景により再建されたものとなっています。

太宰府天満宮 門前まつりの趣旨

太宰府天満宮 門前まつりとは、例年2月上旬から3月下旬までの長い期間をかけて行われるイベントです。

2015年には2月7日(土)~3月22日(日)までの期間に開催されました。

期間内の主なイベントとしては「観梅電車」の走行や、毎年1月に「鶯替え神事」として交換をされる木製の彫刻「木うそ」の展示会、紅白梅図屏風である「一瞬の永遠:神戸智行氏作」の展示などがありました。

他にも期間内に開かれたイベントは数多くあり、多くの来場者を楽しませました。

太宰府天満宮が観光地として有名な理由のもう一つに境内に咲き誇る春の花たちがあり、196種6000本の梅の木や、40種30万本の花菖蒲が春先の門前まつりの時期を彩りました。

ちょうど門前まつり期間中には花が満開となることから、太宰府風景写真コンテストも開催されています。

他にも太宰府天満宮のお祭りはたくさん

太宰府天満宮のお祭りは門前まつりだけでなく、年間行事として多く開催されています。

3月の第一日曜日には「曲水の宴」という境内の「曲水の庭」で禊祓(みそぎはらえ)の神事があります。

これは平安時代から続けられてきた行事であり、「曲水の溝」という庭内のおぐぁに酒を注いだ盃を浮かべて流し、その間に詩歌を詠むというとても風流な行事です。

夏場には「鬼すべ」という日本三大火祭の一つもあり、開催中には境内に激しく炎を焚き鬼をいぶしだすという激しい行事が行われます。