博多三大祭の一つ

福岡・博多には独自の文化で行うイベントも数多くありますが、やっぱり一番に盛り上がるのは「博多三大祭」とされる長い伝統を持つお祭り行事です。

博多三大祭とは「博多祇園山笠」「博多どんたく港まつり」「放生会(ほうじょうや)」です。

このうち「博多どんたく港まつり」は毎年5月3~4日のGWの期間中に行われることとなっているため、期間中には多くの人が訪れ、博多の街を賑わします。

どんたくが開催されるようになったのは今から870年以上も前とされており、博多の街での開催として定着をしたのも400年前からと非常に長い歴史と伝統を持っています。

起源となっているのはかつてこの地を治めていた小早川秀秋の居城であった現在の東区名島城へ町人たちが松囃子を仕立てて年賀の御祝いをしたことです。

なお「どんたく」という言葉のもとになっているのはオランダ語の「ゾンターク」で、意味は日曜日や休日のことです。

週休二日制になる前までは土曜日は半日上がりとなっていたのでその日のことを「半ドン」と呼んでいましたが、この「ドン」も「どんたく」から来たという説があります。

年に一度の無礼講行事

博多の大きなお祭りにありがちですが、この「博多どんたく港まつり」もとても盛り上がる行事です。

年に一度の無礼講行事と言われることもあるほどで、どんたく隊と言われる何かコンセプトを持った集団が約480ほども集まるとともに、そこに一般見物客が200万人以上も集まります。

出場者だけでも3万人近くになるというのですから、日本のリオ・カーニバルというふうに言ってもよいくらいかもしれません。

ちなみにこの「どんたく隊」というのが非常にユニークで、地元九州の地域コミュニティだけでなく、九州大学など学校ごと、時には海外からのチームも参加をしたりします。

パレードでどんなことをするかは特に決まりはないようで、それぞれが踊りを踊ったり楽器を演奏したりしながら街中を通っていきます。

開催期間中には「ぼんち、かわいや、ねんねしな」という祭り囃子が流れ、それにあわせてどんたく隊や一般見物客が踊ったりして歩きます。

見るだけではつまらないと感じたら

この博多どんたく港まつりのもう一つの特徴になっているのが、まつり2日目に開催される「総踊り」です。

お祭りを彩るどんたく隊の行進や、花自動車と呼ばれる警察音楽隊に続く飾り自動車、仮装行列などをタップリとみたあとに始まるというところがミソです。

2日目の「総踊り」は事前に予約なしの飛び入り参加もOKの行事なので、フィナーレ宣言があってから博多っ子たちと一緒に踊りをすることができます。

踊りがよくわからないという人も、周囲の雰囲気でかなりなんとかなってしまうので、お祭りのラストを一緒に盛り上げたいという時には最適です。

地元の人などはこの総踊りを楽しみに毎年に見に来ているという人も多いくらいなので、構えず気軽に参加をしてみてください。